京町家と白アリ

こんにちは。

今回は、京町家購入、改修の際の白蟻対策について書きたいと思います。

まず白蟻ですが、「蟻」という文字が入ってますので

「蟻」の仲間かと思いきや、実はゴキブリの仲間です。

未改修の空き家を観察していると、アルミサッシに白蟻の

羽が落ちていることがあります。

白蟻は木を分解する酵素を持っているので、木材の内部の

柔らかい部分のみ食べます。そのため、外側の硬い部分は

そのまま残っているので問題なさそうに見えてしまうのが罠です。

中身がスカスカなので耐久性がかなり落ちてしまっているんですね。

外側が白い斑点が付着していると、大体白蟻にやられています。

特に白蟻は、松が大好きです。松、杉、桧の順番です。

未改装京町家の購入を考えている方は、必ず、床下を見せて

もらうのが良いと思います。フルリノベーションから10年以内

でしたら大丈夫ですが、20〜30年以上経っていると、

白蟻にやられている可能性が高いです。

そのため、最近の町家改修では、ひとつ石の面までコンクリートで

ベタ基礎にしてしまうことが多いです。

そうすれば、蟻害を防げるだけでなく、

地震の時に柱がひとつ石からずれ落ちて

建物が傾いてしまう、ということも防ぐことができるためです。

<改修時の白蟻対策の例>


実際、私の自宅は土間コンで固めてもらいました。

<Before>



<After>


ただ、これでも、経年でコンクリにヒビが入ると、
白蟻はそのヒビから蟻道を作って床下に入ってくるらしいので、
メンテが必要であるようです。

床下が「土」だと、白蟻以外の虫も上がってくる可能性が

ありますので、床下もいじる場合には、なるべく、

ベタ基礎にしておくことをお勧めいたします。安心感があります。

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